ありがとう、、、
えみがそう言った、
僕の方こそありがとう。
僕の話し毎日聞いてくれて。凄く嬉しかった、、、それに、引き止めてくれて。
えみと出会えたから、辛い事もあるけど、生きたいって思えるようになったんだ。
、、、じゃあ、何で死のうとしたの？
知らせたかった。えみにはちゃんと、感情があるんだって。
ごめん、、、
私、ずっとわからなかった、、。
何で笑うのか、泣くのか、怒ったりするのか、、、でも、今ならちょっと分かるような気がする。
えみは無表情のまま話し続けた。
毎日反応の少ない私に、話しかけてくれて。
それが当たり前になってて。その時はまだわからなかった、、、。
お母さんが死んで、、
悲しいのか、わからなくて。ただ何か空っぽになった感じで。
そんな時、貴方も来なくなって。
もっと、、、空っぽな感じになって
そしてあの日、初めてわかった。あの瞬間、私、、、、
一気に感情が溢れてきて、、
貴方には、、、心には死んでほしくないって思って、、
それに死にたい理由なんて、聞きたくなかった、、、、から聞かなかったの。
だって、、、
えみの目からは涙がこぼれた。
僕は黙って、
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