その時、辺りは静まりかえって
真っ暗のこの部屋。
私の耳元の受話器から
微かに聞こえる声が
私の体を揺さぶった。
ザワザワ、ブクブク
「あ、、く、苦しい」
女の人の声だ。
ブクブクブクブク、ザワワ
「死、ぬよ、、助けて」
苦しそうだ。
「んぁがががが〜」
ん?
「ぎゃぁあ〜」
え何?
「ふふふふふ」
ザワザワ、ブクブクブク
ポチャン
え、、何?
違うじゃん
話が違うじゃん
どうしよう
怖くなってきた。
やだ、、どうすれば
いいんだろう。
とりあえず私は
電話を切り、
明日千代達に相談する
ことにした。