なんで私だけ…

ゆりま  2008-01-10投稿
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なんで私だけ… 小さな頃からうまく行かない事があると私はいつもそう思ってきた。 きっと私が弱いんだ
悲観的になる事で自分をラクにしていたんだ。

今日もまたベッドに寝ころんで恋愛漫画を読みながら「こんな恋愛したいなぁ」「こんな人が彼氏だったらなぁ」と独り言をいいながら笑ったり泣いたり漫画に感情移入している。そんな事を私はしている時みんなは明日の仕事や学校のため寝ているだろう…街はは静まり返り たまに車が通り過ぎる音だけが聞こえる…今日もまた新聞屋さんのバイクの音が聞こえ出す時間に湯を沸かす。いつもこの時間に小腹が空くのだ。この生活になじんでいる証拠だ。みんなは夢でも見ている時間に起きてる。テーブルの上には本やお菓子もちろん私はベッドに落ち着きラーメンをすする。お腹満たすと布団に潜り込み目をつむる…目をつむると 考えたくなかった事を思い出す。別れたばかり彼氏の最後の言葉を考える… あれだけ「ずっと一緒だといったのに…」なんでなんで私だけ…
考える事で色々ぐちゃぐちゃになったり、何もする気がおきなくて、毎日ベッドにこもって恋愛漫画にすぐ感情移入しちゃって泣いたり笑ったり… きっと寝ちゃう前に別れた彼氏を思い出しちゃうのが嫌で眠くなるまでおきてたら生活がみんなと逆になっちゃたんだ。  
部屋は脱いだ服か洗濯している服かわからない服が散乱し本やお菓子がふしだらにおかれ、ふと自分の顔を鏡でみると、少し前より一回り大きくなった輪郭に、はれぼったい瞼、髪は台風で吹き飛ばされたような感じで自分で鏡を見たくなくなる顔だ。
仕方ないと思いまた漫画をとりまたベッドに潜り込み感情移入していく…そのうち主人公にイラだちをする。 ふと気づく
その主人公は自分にそっくりなのだ。なんでも悲観的に物事を考え彼氏にベッタリ頼りきりで、その点自分に都合悪いと仕方ないと片付ける恋する主人公。なぜイライラしたのか…それはそんな性格を客観的に見てイライラした。そんな自分に当てはまったのだ。        もっと自分を客観的に見れてれば彼氏も好きな人ができていなかったのかもしれない。きっと自分の事ばかりしか考えていなかったのだ。 部屋を見渡すとどこから手をつけていいのかわからないけれど、まず片付けよう。鏡の中の山嵐のような髪を…

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