天命

ゆちを  2006-04-10投稿
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『甲本暁』SF同好会部員で主人公。
『柴崎正太』SF同好会の部長でよく喋るお調子者。
『伊藤優貴』SF同好会の副部長で明るく性格。
『クリ―プ』部室で飼われてるノラ犬。

しかし、僕達がこの先おこる話のに巻き込まれることをその時、誰も思いもしなかったことだ。

〜第一章〜 旅立ち

 ある日、俺はいつもと同じように授業が終わるとすぐに教室を飛び出し部室に向かおうとした。
すると目の前に俺の立ちはだかる壁があった。
担任Tだ。
「甲本くん今日は日直だったでしょ?」
そう言うと俺の体をグイ?引っ張って教室に戻らせた。「やっぱり。」
そう言うと担任Tは顔を曇らせた。
「ちゃんと全部終わらせてからにしなさい!!」
俺は結局全部仕事を終わらした。
「これでもうイイだろ?」
そう聞くと担任Tは「もう行ってよし!!」と言って手を降っていた。
俺は遅くなったので走って部室に向かった。部室に行ってみると暁が入って来た俺を見た。
「暁、今日は珍しく遅かったな?」

そう言ったが正太は少し怒っていたようだった。
「どうせ日直の仕事してなくて、あのT先生に捕まったんでしょ?」

そう言い優貴が笑っていた。
俺達の担任Tは話が長い先生で、多分校長より長いんじゃないか言うぐらい。



「それより今日は何をする??」
俺がそう言うと暁は少し悩んだが…
「じゃあ今日こそオセロの決着でもつけようぜ。」
そう言いながら暁はオセロを出してきた。

優貴は暇らしくクリ―プとじゃれあっていた。

俺達は特に部活と言う活動はしていなかった。



そうこうするうちに、オセロは白と黒で埋った。

「ま…また負けたぁ。どうして正太には勝てないんだぁ〜!!」

そう言って暁は悔しがって頭をかいていた。



すると突然クリープが一段高くなった和室の方を向いて吠えだした。 それにビックリした優貴は尻餅をついた。

「イタッ!!」

優貴は起き上がり突然吠え出したクリープを見て言った。

「急に吠え出してどうしたのかな??」
すると和室の中から『コトッ』と物音がした。

「何だろう??何かいるのかな?」

俺はそう言うとゆっくり和室に近づいて言った。

「中を見てみようよ。 何か居たりして。」

優貴がクスクスと笑いながらそう言う。

続く……

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