雷矢)風真(風紀の父親)にてこずっていた時にお前が来てくれて助かったぞ。雷斗
雷矢は、風真を見下ろし笑いながら喋った
雷斗)僕が飛ばされた所がここで良かったよ。これで残りのあのゴミを消すだけだよ、父さん
そう言うと、雷斗は絶望していた風紀の方をみた
風紀)くっ……クソッタレ……が………
風紀は、攻撃しようとするが、心が不安定で風が一陣も出てこなかった。雷斗達はそれを嘲笑い………
バリリリリ
二人の一斉攻撃を食らった
風紀)うわぁぁぁぁぁぁぁ
風紀は、二人の攻撃を受けて屋敷から吹っ飛ばされてしまった
〜現在〜
香雲)そして、私の屋敷まで吹っ飛ばされたのね
香雲が口を割って入った
風紀)そうだ。あの後、怪我の手当てをしてくれてありがとな
風紀が、そう言うと
香雲)じゃあ、なんで目を覚ましたら私に相談してくれなくてすぐにどっか行っちゃったの?
風紀)……すまん。あのままいたら、雲家も巻き込まれると思ったんだ
風紀が、深く落ち込んだ。二人の空気が重くなり、ナラビが
ナラビ)じゃあさ、なんで風紀兄ちゃんは月の葉書を探しているの?
香雲)なんで、あんたが月の葉書を?
香雲が不思議に思う
風紀)それはな、月の葉書って色々な能力があるだろ?その中に“忘却”って能力があるみたいなんだ
ナラビ)風紀兄ちゃんは、それを使って雷斗さんの事を忘れようとしているの?
ナラビが聞くと風紀は、頷いたが
香雲)ふ〜
香雲が軽く溜め息をつくと
香雲)あんたみたいな奴がそんな事ぐらいで忘れたいと思うと思った?むしろあんたみたいな奴は復讐してやるって思うでしょ
香雲は、風紀にデコピンしながら言った
風紀)いったぁぁ
風紀がデコをさすりながら言った
風紀)分かったよ。全く香雲にはかなわないな〜。確かに、本当の目的は別にあるけどまた今度話させてくれ………昔を思い出してちょっと疲れてさ……
風紀が疲れた様に言うと、香雲も分かった様でその話について何も触れなかった
!!?
香雲は何かに気付いた様だ
香雲)ってか、この子誰?
香雲は、ナラビを見ながら聞いた
風紀・ナラビ)えっ?