【やあ、今回は俺の小説を見てくれてどうもありがとう。raiです。
この小説はコメティカテゴリに連載(?)されている「その学校、混沌につき。」と舞台が一緒です。
なのでそっちの小説のキャラがこっちの小説に登場する事がありますが、向こうの小説みたいにカオスなギャグ展開にならない(ようにする)のでよろしくお願いします。】
「私立東谷学園」
高校野球界にこの学校が知れ渡ったのは去年の夏のことだった。
万年一回戦負けが普通だったこの学校は去年の全国高校野球選手権大会予選にて、破竹の勢いで勝ち進んでゆき、とうとう甲子園出場までこぎつけたのだ。
残念ながら、甲子園では一回戦負けであったが、予選の決勝戦、一昨年の甲子園の覇者である神宮寺学園に13回の死闘の末に6-5で勝った事は弱小高校の間では伝説となった。
しかしその東谷学園にも弱点が存在した。
その弱点とは・・・