「ぷはぁっ………」
「わっ悪い…!」
そういってまた再び元の場所に戻る。
「ごめんなっ…そのっ…いきなり…いやだったよな…」
「ううん……」
「え……?」
「イヤじゃない…イヤなんかじゃないよ…!」
「奈央…」
「ねぇ…あのね…その…っ…したいなぁ…さっきの続き…」
「奈央っ……///」
{おーいっ!秀平!練習はじまるぞぉ!!どこだぁ!?}
あっ…部員が秀平を探してる…
「ごめんっ…そろそろいかなきゃいけねーみたいだ…」
「そっかぁ…」
そして秀平は空っぽのお弁当箱を私に渡した。
「ありがとう…!」
「あっ……」
「じゃあな☆」
「あっ、秀平!!」
ちゅっ………
「んんっ……!!」
優しい優しいキスだった…。
「愛してるぜ!」
そして足早に練習へと戻っていった。