five★31

レオナ  2006-04-10投稿
閲覧数[311] 良い投票[0] 悪い投票[0]

「つばきー。もぉ6時半回ったわよ。秀クン待たせるでしょ。」

朝、母さんに起こされて目が覚めた。

アタシは有無言わず起きあがった。

「熱あるの。風邪ひいたみたいで。」

「ほんと、鼻声。学校どうするの??」

「行く。」

いつもだったら休むかもしれない。でも昨日今日で学校を休んだりしたら藍治に気遣わせる。それは絶対嫌。

「先週お父さんが風邪ひいたから風邪薬残ってないのよね…。帰り病院行って帰ってきなさい。」

「うん。」

母さんはアタシの部屋を出た。

アタシは着替えて顔を洗い、髪をといてリビングに出た。

亮クン以外皆いる。

「今朝方亮クン帰ってきたよ。」

アタシは食卓につきながら言った。

「うわっ。椿、鼻声じゃん。大丈夫かよ…。」

アタシの隣に座る恭クンが言った。

「大丈夫。」

笑ったつもりだケドちゃんと笑えてなかった気がする。

i-mobile
i-mobile

投票

良い投票 悪い投票

感想投稿



感想


「 レオナ 」さんの小説

もっと見る

恋愛の新着小説

もっと見る

[PR]


▲ページトップ