ひとつの勇気

夢希  2008-01-12投稿
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それは 卒業式一週間前の事でした。

〜委員長
「皆、来週、卒業式なんだけど 何か想い出に残る
ゲームをしようと 思ってる」
それは…「告白ゲームだ」?

ただこのゲームには一つの条件がある。

それは「来週の自分に会う自分は何か変わっていなければいけない」

〜そんな委員長の言葉から始まった “告白ゲーム”でした。

〜ゆみぃ
「どーする?」
〜かずき
「どぅする?って 言われても むずかしいよね?だって私、好な人いないし」

〜ゆみ
「確かにかずきは 男運すらないよね」(笑)
〜かずき
「ひっひっどーい」(怒)
〜かずき
なんてね、好な人いないかぁ
はぁ〜いるけど言えないだけだし(怒)

だってさ 私の好な人って あの委員長 石井だし
はぁ〜
皆に言えないよ きっと言ったら 「えっ?委員長?無理無理?」

って言われるほど かわりもんだしなぁ〜

でもあれで以外に顔がいいからもてるんだよなぁ
…どぅしよっ……

〜ゆみ
「かずきぃーこれ体育館に持っていくんだってさぁー」

〜かずき
「じゃあ うちが持って行くよ?」
〜ゆみ
「マジ?頼むよ」
〜かずき
「あぃよー」
よいっしょっと!
ハァつかれるぅ
“ガチャ”
はっ?わかんないんですけど?今のガチャ?
マジ戸が閉まった?

まぁそのうち部活の人がくるでしょ…。
それよか 後一週間 どーしよぅ
石井に告る?告らない?かずき どーするよ?(泣)

自分を変えるったてさぁ私はポッチャリだしちびだしなぁ〜
正直 やっぱり無理?無理?

でもさぁ 今回卒業式でこの発案は石井だしなぁ〜

やっぱりあいつはかわりもんだよ…

でも、あいつは誰に告るんだろぅ…
“ガタガタ”
ん?やっと誰かきたよ
ふぅ〜

さてと〜

「おーいあけてよー」
ん?きこえてるかなぁ

「おっおれ、俺、俺は…か、か、かずきがす、すっすきです?」(大声)
えっ?今なんて言った?た、多分石井の声だよね?
石井もしかして 体育館で練習?
告る相手は 私?
マジですかぁ?

ま、マジうれしぃ?

ならば 私はやること一つだな?
来週の自分を変えなきゃ?
必ず明日私から彼に伝えたい

でもって 彼の為にも 自分を変える?
よしっ?
〜明日
〜かずき
「石井、ちょっといい?」
あ?う、うん
〜かずき
「あのさ、私一年の頃から 石井を好だった」
「今は 好じゃない 大好きなんだけど」
〜石井
「お、俺も」…



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