SORA?

なお  2008-01-12投稿
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「璃由………?」


「……………」


目は開いているのに瞬きはしない。息もしていないみたいだ。呼びかけても返事がない。


すると…

「?なんだ…?」


……………!?!


大きな機械が璃由の背後にあって、そこからコードがのびていた。その先は…


璃由だった。


機械には無惨にも"充電中"と書かれていた。







{知ったんだね}


!?


急に誰かに呼ばれて振り返った。…怜治さんが、深刻な顔をして、コッチをみていた。


「怜治…さん……」


{やぁ…}


「どういうことですか…?これ…」


{見たまんまだよ}

「え……?」

{璃由は人間じゃない…ロボットさ…}

「ロボット………?」


その単語の意味を理解するのに、時間がかかった。信じたくない気持ちが思考を停止させた。

「どうして…?」

{君には関係ない話だよ…}

「答えてください。」

{悪かったと思っているよ}


「俺が聞きたいのは、そんなことじゃない!」

……………


沈黙が二人を包んだ。しばらくして沈黙を怜治さんが破った。

{答えは…そう…単なる親ばかさ…}


…………?



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