「先生…何の用ですか?」放課後、私は担任に職員室に呼び出された。
「おお榊、ちょっとついてこい」
呼び出された訳も分からず私はただついて行く。
ついた場所は誰もいない生徒会室。
「ここで何を…?」
「榊この間休んだだろ?その時に体育の実技テストをやったんだ。お前だけやってないから今ここでやってもらおうと思ってな。大丈夫、簡単なテストだから」
担任は保健体育の教師。だからやるのは分かるけど…。
テストするなんて聞いてなかったからふつうに制服で着てしまった。
それにこのオヤジと2人っきりでやるの?
何か…奇妙。
「じゃあ…まずはブリッジから」
「…え?」
どうしよう。制服のままだからスカート短いし、下にズボン履いてないし…パンツ見えちゃう。
「どうしたんだ、早くしろ」
「…はい…」
私は仕方なくブリッジをした。
早く終わってほしい… しばらくの間、私はずっとブリッジをさせられてた。
「…よし、もういいぞ」 ふー…疲れた。
「じゃあ次は…逆立ちだな」
「えっ!?」
「心配するな、俺が足を支えるから」
心配なのはそっちじゃないんだけど…
でも私は先生に言われた通りにした。
「…せーのっ」
先生に支えられて私は逆立ちをした。
スカートがめくれるのが分かる。
私の脚をもつ先生の手や視線が気になる。
「先生もう離して下さい…」
「いや、まだだ」
「先生っ」
私は何か恥ずかしくなって無理やり足を先生の手から離した。
すると。
その反動で私は足を変に下ろしてしまい、強く床に打ち付けてしまった。「大丈夫かっ!?」
「あ、いえ…大丈夫です」私はそれほど痛くなかったし何ともなかった。
「いや、マズいな…ちょっと診させてくれ」
先生はそういって私の脚の隅々まで触っていく。まぁ先生は保健の担当でもあるし、これが普通なんだろうけど…
「…うん大丈夫だ。じゃあテストの続きは明日やろう。今日は帰れ」
「はい…」
明日もあるのか…
でも明日こそはちゃんと体育着を着て来よう。
「あ、それと明日も制服のままでいいからな」
そういって先生はニマッと笑った。