亜紀はあきれているようだった。「あんたねぇ〜…」 「つぅわけでっ!!さっきの人の部屋いこ〜」亜紀はため息をつきながらも付いてきてくれた。「おっじゃましま〜す。」中にはさっきの彼と彼のツレらしき人が居た。「あぁさっきの。」彼はすぐ気が付いてくれた。「幹彦、この子たちだれ?」「隣の部屋の怪獣ちゃんよ」「あぁ。大声の子ね」とても恥ずかしかったけど軽くごまかした「ごめんなさ〜い。あたしっ声でかくてねっ亜紀??」「うっうん…」さっきの彼が気を使ってくれたのか座るように指示してくれた。その後私たちは思いの外早く打ち解けた。そして私は幹彦さんの携帯番号まで手に入れた。「今日はありがとうございましたぁ。ではまた…」 その日の帰り道亜紀が言った。「あの人よさそうだね。頑張って彼女にしてもらいな。」亜紀の応援は初めてかもしれない。「うん!!あたしっ頑張るよ。あの人の彼女になる」 ●○●○●○●○●○●○それからあたしの誘いで二人で会うようになったり、電話もしょっちゅうするようになった。仲良くなればなる程彼にはまっていった。彼は今までの男ては違った。優しすぎるくらい優しくて、よく笑ってくれた。続く…〜