「あんたが変わらなかった大丈夫。全部、全部今までどうりになるから。」 亜紀の一言があたしに勇気をくれた。 ○●○●○●○●○●○●次の日あたしは彼の所へ行った。「みっちゃん…昨日はいやな事聞いてごめんなさい。あたしっ…」「俺の方こそごめんな。急に怒られてビックリしたろ?ごめん。俺…苗に隠してる事がある。」「何?みっちゃん……」「俺っ苗が好きだよ。でも絶対付き合ったり出来ない」すごく胸がしめつけられた泣きだしそうな衝動を押さえ落ち着きを装って話の続きを聞いた。「実はっ俺なっ…苗と出会うずっと前に…ちょうど苗ぐらいの年のときに結婚をした女が居ったんよ。」「あたしと同じって…高校生じゃん!!」「あぁ。」彼は思い出すように話はじめた。 ●○●○●○●○●○●○9年前 俺には高1から付き合っている彼女がいた。彼女の家はとても厳しく男女交際はもっての他、親の決めた友達としか遊べないような環境だった。だから俺たちは内緒の付き合いだった。いつも彼女を家の近くまで送って行った。別れ際彼女はいつも「ずっと一緒に居たいのに」と言っていた。 続く…〜