Openingの始まりです・・☆
ここは南波田学校。南波田学校は小学1年生〜中学3年生までの学校となっている。そのなかの6年1組のとある少女の物語。
キーンコーンカーンコーン♪キーンコーンカーンコーン♪
「うーん終わった・・・那智〜♪学食?お弁当?」
その少女は安崎 輝沙。輝沙と話している少女は・・・
「んあ?お弁当だよ。輝沙の好きなウィンナーあるよ。」
那智こと、南波田 那智。那智は南波田学校の校長の孫だ。理事長の娘でもあるが・・・。
「本当?!やった♪」
ワイワイ喋っていると・・
ゴツン
何かが輝沙の頭に当たった。
「たっ・・」
振り向くと・・・
「おいおい、よけれねーのかよ。のろま輝沙」
「なーずーやぁー!!!」
薺也こと、宮原 薺也。輝沙の幼なじみ。
「お弁当中にぶつけるのが悪いんでしょ!!!??」
「だってこーしねぇと背ぇずっと伸びんぞ」
そう輝沙の悩みは背が高いこと。学年1・・いや学校1ということもありえるかもしれない。
「いいよ。別に・・・。ちびな薺也よりはましだもーんだ!ねっリン!?」
「ピッ♪」
リンとは輝沙が飼っている。鳥。
「ちびじゃねぇし!!。輝沙がでけぇんだよ。」
「はーいはいはいはいはい。そこまで!ったく・・・」
「那智に言われたら仕方がない・・」
「それどういう意味だし!」
「あーもーうるさい!輝沙、ウィンナーあげないよ。」
「えーーーー!!!!!????」
「たく、声もでけぇんだから・・・・」
こんなそんなで一件落着(?)。だけど輝沙はもう1つ悩みがあった。それは・・
”恋”
はっきりいって輝沙は12年間恋どころか初恋すらしていない。女子のみんなが恋ばなをしていると羨ましく感じるのだ。
そんなある日
輝沙は雑誌を見ていた。そしたら・・
「願いのオルゴールの秘密?なんだそりゃ?」
興味があったから見た。
『”願いのオルゴール”
なんでも叶えてくれるオルゴール。南坐原の森に隠れていると言われている。ただし見つけてきた者はいない。しかもその森に入ると帰って来れないらしい』
そこまで書いてあって、終わっていた。
「南坐原の森ってミナ学(南波田学校)の近くの?そこにいけば叶うんだよね?。よし!」
すくっと輝沙は立ち上がった