第三章 一言の後悔
あの人とあって1週間。
彼女は休み時間の度に俺のクラスに来る。
でも目的は隣の子。
まぁ言ってしまえば俺はオマケみたいなもんだ。
でも最近は友達を介さないでも話すまでになった。
だか俺はこの関係から進むのが怖くて境界線を自分で引いてしまう。
進みたい…けどもし…
まだ何も始まってもないのに…
そんな俺の気持ちなど知るはずもなく彼女は俺の話を楽しそうに聞いてくれる。
ただそれが嬉しくて俺はなにかに取り付かれたように彼女に夢中になっていく。
そしてある日授業が終わり教室で彼女と二人話していた、
さすがに回りの視線が痛い、当たり前だここは塾なのだから。
その圧に押され俺達は教室を出て喋れる場所を探した。
7回は資料何かが置いてある部屋が在るだけで誰もいない。
俺達はそこでまた話し始める。
正直、彼女と俺はあまり話が続かない。
学校もクラブも違うのだから話題が全然会わないのは当たり前だ。
でも俺は少しでも彼女を止めておきたくて必死だ。
そして
『好きな人いるの?』と聞いてしまう。
しまった…物凄い後悔が俺を襲うもし『いる』何て言われたら…
『うん…』
やってしまった…悪い予感は見事に当たってしまった…
あぁ時よ戻れ…