あたしには、4つ離れたお兄ちゃんがいる。ママもパパもいまだにラブラブ。あたしは、お兄ちゃんの変化に気付いてしまった。
お兄ちゃん…なんだか…あたしのコトばかりみてる…
「お兄ちゃん!何?」
「えっ…えーと…その…」
「もう、いいっ!お兄ちゃんなんかキライ!」
あたしは言ってしまった。このコトバから始まるなんて…
ちょうどその日は親たちが旅行にでかけていた。
突然…うしろから…抱きつかれた。あたしは、嫌いでもなかった。むしろ兄妹としてスキって感情だった。お兄ちゃんは、あたしのことを、「俺…兄妹としてじゃ無くて…女としてお前がスキ!大好きなんだ!」
「は?」
って言ってしまった。あ!いいわすれました!あたしの名前は、紗理奈。14歳。お兄ちゃんは、隼。18歳。けっこう、モテるのよ。私とお兄ちゃん。でも…あの事があってから…怖い…