Dream Theater?

K.st  2008-01-14投稿
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席まで案内され、2人は席へ着いた。

「ここ隠れた名店なんだ。味は間違いないから。」

「そうなんだ。楽しみ!」

俺はタバコに火をつけた。

「それにしても亜妃、見ず知らずの奴によく自分から助けを求めたな。」

「見ず知らずじゃないよ、知ってたもん。」

「知ってた!?」

「オレ…、私が一人で歩いてるところに、バイクを降りたさとるがたまたまいたの。」

「その時は俺に声かけようと思わなかったんかい?」

「だって、一人になりたい時にわざわざ人に会おうとしないでしょ。」

「そりゃそうだ。」

「それに声かけたところで、私だって分からないじゃん。」

「確かにな。言われるまで『亜妃』だって分からなかった。」

「その後、私が男どもに絡まれてるとこで偶然、さとるが信号待ちしてたの。」

「だから迷わずこっちへ来たのか。」

「そういうこと!」

(偶然が重なるとは…。起こるんだなこういうことも。)


「大変お待たせしました!本日のスペシャルコースです。どうぞ、ご賞味ください!」

「ありがとう!美味しそうだね!」

彼女は満面の笑みを見せた。

「さぁ料理が冷めないうちにいただきますか。」

「うん!」

「まだまだご用意してますので、お楽しみに!」

そして、一時の安堵な食事の時間を楽しんだ。

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