「なぁ…璃由…」
「ん……?」
海と空との融合に見とれている璃由を呼び、振り返った瞬間…
……チュッ
「…………///」
「あのな…俺………………」
「ゴメン」
え…?
「私、紘のこと大好き。愛してる…でも…」
「ロボットだから?」
「……!!!」
「ごめんな…黙ってて…実はお前が充電中のところ、見たんだ。怜治さんに事情も聞いた。」
「ひ…ろ……」
「ごめんな………」
「うぅん…紘は悪くない!!私が…」
ぎゅっ
気づけば俺は璃由を抱きしめていた。
「ゴメン…私今ね…すごい泣きたいよ…けど泣けない。ロボットだから……」