SORA?

なお  2008-01-14投稿
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{君!研究室に勝手に立ち入るな…!}


「うるさい!良いから、璃由をはなせ…!」


{っく…}


「紘……」


怜治さんは気づいてないみたいだったが、璃由が俺に向かって、必死にクチパクで何かを伝えていた…












「コ…ロ…シ…テ…………」












蘇ってくる
ある暑い日のことだった…

-----------

「璃由…?何?その機械……?」


璃由の胸ポケットから、光を放ったそれを俺は指さした。

「あっ、ぅん…すごく大事なもの…スッゴく…これがないと、私死んじゃうんだ。」


「その機械が?どーゆーこと…?」


「時期に教えてあげるよ…けど、その時がきたら、この機械はいつも私の胸ポケットに入っているの。それを…壊して……」


「壊す………?」


「うん、大丈夫。紘にしかできないんだよ!」


------------


そうか…璃由……


俺は、ふらふらと璃由にちかづいた。
璃由も笑顔でコッチを見つめていた。


そして、


ちゅっ……


優しく甘いキスをした。少しだけ…金属の味がした…


「璃由、愛してる……さよなら………」

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