鈴華は『えっ?』という顔をして「そのとき私何て言ってた?」聞いてきた鈴華に私は「いいよ。って…」とまた嘘をついた。 鈴華は眉をしかめて「本当に私だった?」と聞く。でも私は「うん。」と更にでたらめなことを鈴華に言ってしまった。 鈴華が困るのも無理はない。だって全部私が作った作り話なのだから―。 最低な私。だから皆私の顔を見ただけで『こいつは駄目だ』と思い遠ざかるのだろう。 それに気付いていても私は気付かぬふりをして過ごした。
新着小説100作品 恋愛ミステリSFファンタジーホラーエッセイ日記ノンジャンル公募投稿作品アドベンチャー詩・短歌・俳句スポーツコメディ学園物その他管理人用