涙の絆 22

キャロルの秘密  2008-01-15投稿
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父が病院に駆け付けたのは、京子が電話を切って、30分ほどしてからである。父を目にした純は、少し安心したようだ。 「京子、悪かったな」 「本当、どうしていいかわからなかったよ」京子は、父が来るまで、ずっと純の腕を掴んでいた。 「純、ちゃんと先生に診てもらおう」父は純に言った。 純は、何故という表情である。 京子は、看護士に頭を下げて純のことを説明した。看護士は、すぐに診察が出来るようにしてくれた。 「本当に申し訳ないです」父も看護士に頭を下げた。 そして、三人で診察室に入って行った。そこには、白髪の男性医師が椅子に座っていた。



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