家にはチビと言う愛猫が
いた。しとやかで気品の
ある子だった。私達家族
はずっと一緒に暮らせる
と信じていた。ある時チ
ビの身体に小さな異変が
表れた。身体に小さな膨
らみがある。病院に行っ
た所!菌が入ったのだろ
うと言われ薬を貰い飲ま
せるが効果が表れない。
あまり効かないので、再
度検査して貰った所、悲
しい現実が待っていた。
癌だった。だけど私達は
諦めなかった。インターネット
で検索したりした。チビ
も頑張ってくれた。だけ
どその甲斐もなくチビは
死んでしまった。
それからの私は食事も摂
らず風呂も入らずだだ泣
くだけだった。ある夜
チビの後を追う決意をし
た時!何かを感じた。姿
は見えないけど、チビを
感じた。チビは生きてい
る。私の傍にいる。いつ
か最後の日が来た時、姿
を表して迎えに来るだろ
う。私は信じている。必
ずまた逢えると