…朝、起きたらなぜか…
女が隣で寝ていた…
正直全く身に覚えがない…
今…頭が真っ白だ。
「なんでこんなことに……しかも結構かわいいじゃねえか…」
外見からすると15歳ぐらいに見える。
「どうしよう。」
取りあえず考える。
とにかく考える。
すると…
「ぅ〜ん…」
………やべぇ!!目ぇ覚しやがった!!
(どうする!俺!万事休すか!?)
自分の心の中に助けを求める。
いや、むしろ悪足掻きでしかない。
すると…
「おはようございます〜」
……は?
これはどうしたことか。
きずいてないのか?今のこの状況を…
(…取りあえず土下座しとこう…)
まずこの状況を謝ろう…
すると
「ごめんなさい!!!!」
(……?)
俺は驚いた。なんと、女の方から謝ってきたのだ。
……ますます分からなくなってきた…
俺はただぽか〜んとしていた。
目の前にかわいい女がひたすら土下座している。
服装は…ご想像におまかせします。
(……これは夢なんだ…いや、夢であってくれ…)
…頬をつねってみた。…………痛い…
…今度は壁に頭を思いっ切りぶつけてみた………めっちゃ痛い…
……どうやら現実のようだ…
…取りあえず土下座に土下座をやめさせた。
そしてたずねる。
「な、何でこんなとこで寝てるんだ?」
女は答えた。
「な、何ででしょう…」
……はぁ?
な、何なんだ!?真面目に答えるきあんのか!?
すると…
「ごめんなさい!!ごめんなさい!!ごめんなさい!!」
…また土下座し始めた。
(…こいつ、絡みづらい。)
…取りあえず今は何も聞かないことにした。
…まあ、これ以上驚くことは無いだろう…
すると、いきなり。
「ここに匿ってもらえないでしょうか。」
(!!!!)
……いまのは反則だろ……
俺はびっくりして足を滑らし、床に思いっ切り後頭部をぶつけた。
……あぁ……だんだん……意識が……薄れていく……俺は……ここで……死…ぬの…か………
……ふと、目が覚めた。
…そこは、自分のベットの上だった。
「夢だったのか…」
でもリアルに頭痛がする。
時刻は昼ぐらいだ。
おかしいと思い、自分の部屋を出る。
すると…
「お目覚めですか?」
………………女がいた。