殺人鬼番場4

ジュン  2008-01-19投稿
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信太郎は今、警察にいる。前には刑事、部屋の隅には書記の人が…。信太郎は下を向いたまま。なんで警察なんかに…。
『それで君は藤沢君の所で買い物をしたんだね?』
刑事は厳しい表情で聞いた。
『はぃ…。』
『ならば藤沢君に変わった様子はあったかな?』
すこし間を開けて信太郎は言った。
『余り覚えてはいません。知り合いが亡くなったばかりで…』
信太郎は初めて刑事と目があった。
『そうか…。今日はここまでにしよう。また明日来てもらおう』

信太郎は警察をあとにした。頭の中はパニックになっている。なんで…。そして家に向かった。

家に着くと、母さんがいた。
『信太郎。大丈夫?私は信太郎を信じるわ』
母さんは部屋の奥に行った。泣いていた。これ以上心配させられない。

次の日、信太郎は警察に向かった。

信太郎は警察に着いた。朝の10時頃だ。そして、約束の部屋に向かった。そしてドアの前に立ち、
『失礼します。』
信太郎はドアを静かに開け、中に入った。部屋には昨日とは違う刑事と昨日の書記がいた。そして、刑事が口を開いた。
『あぁ…。ここに座って。』
刑事は机を挟んで反対側の椅子を指さした。
『あッ、はい。』
信太郎はお辞儀し、椅子に座った。
『よろしくお願いします。あのぉ、昨日の刑事さんはどうしたんですか?』
信太郎は疑問を投げかけた。すると、刑事と書記は目を合わせてから言った。
『あぁ、宮比刑事は昨日亡くなった。原因は不明だ。』
え…。なんで?なんかおかしい。なにかが変だ。
『そうですか…。残念ですね…。なぜそんな事が…。原因不明だなんて…』
信太郎の頭なかは真っ白だ。
『そうだ。原因がわかんないんだ。もとから話そうとしていたんだが、君は何も関わっていないか?』
えッ…。なんで犯人扱い?
『そんな…。全く知りません。』
警察が怖い…。そして刑事は優しい声で言った。
『そうだろう。しかし、今回話し合った結果、君には特別監禁をする事になった。』
監禁!?
『特別監禁とはなんですか?』
刑事は考えてから言った。
『初めての取り組みでね、君が警察官の家に泊まることになる』
…そんな。



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