目が合えば人が殺せる!?そんな事がありえるのか…。絶対に嘘だ…。信太郎は頬を流れる涙を拭き取った。
『道田さん。それは本当ですか…?』
信太郎は力いっぱい聞いた。
『あぁ。本当だ。今までに死んだ四人はすべて君と目が合ったから死んでしまったのだ…。』
信太郎は最後になるであろう質問をした。
『なぜ道田さんは平気なのですか?』
道田さんは無表情で言った。
『わしは何年も君のような研究に携わってきた。だから、防ぐ方法ぐらいはわかる。君は三人目だ。まぁ、1000万に一人いるかいないかの呪いだかな…』
道田さんは辺りを見回してから続けた。
『もうこの部屋をでよう。二日は経っているからな。』
道田さんはそういうと階段に向かって歩き始めた。信太郎は無意識に着いていくだけだった。
人気があれば続行します。