コンビニに向かうゆうこ。そしていつもの不気味な視線に気付く。ゆうこは早歩きになる。辺りを見回す。誰もいない。しかしどこからか視線を感じる。ゆうこは走った。無我夢中に走った。すると後ろから全身黒の服をきた男が走ってきた。ゆうこは確信した。間違いない。こいつはストーカー殺人事件の犯人だ。逃げなきゃ。助けを呼ばなきゃ。そうだ!将に!ゆうこは走りながら電話をかけた。
ゆうこ「お願い!出て将!」
プルループルルー。プルループルルー。暗闇に響き渡るどこかで聞いたことのある着メロ。ゆうこは立ち止まる。
ゆうこ「えっ!?この着メロ……」
プルループルルー。プルループルルー。あの着メロが近づいてくる。ゆうこは振り返る。
ゆうこ「まさか………キャァァァァ!」
グサッ。グサッ。グサッ。
将「さようなら。ゆうこ」