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よこま  2008-01-20投稿
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「 ジンクス?」


蓮は、眉間にシワを寄せた。



「 そ、 ジンクスなんだよね。 蒼君。」


「 おはよーございます。 時田さん。」


ペコっと挨拶する蒼。


「 集中ね。 大丈夫? 」


「はい! それじゃ、ありがとうございました! 」


蒼はしわくちゃな笑顔を見せると 急いで走り去って行った。



「 あの… 時田さん、 あの人と お知り合いなんですか?」


「 うん、 ちょっとね。」


「へぇ…」


不思議そうな目で時田を見る蓮。


「あ… 蓮ちゃん?気になった? 彼のこと〜 」


「 あ! やだ! 違いますよ〜! やだなぁ 時田さんは〜」


「なぁ〜んだ。ま、今日は辞めとこ〜」

苦笑する蓮。



「ねぇ… 蓮ちゃん。 私ね… 実を言うと… ライセンス 持ってるのよ。」



一瞬、 蓮は何を言われたのかわからなかった。


「 え!? ライセンスって… 」


時田は、首をすくめてクスっと笑った。

「 本当なんですか!? それって… 凄いじゃないですか!!」


「びっくりさせてゴメンね。」


「いや、驚きましたよ〜 時田さん ホント 凄いですよ〜」


「隠すつもりはなかったんだけど… 蒼君が来ちゃったし…」


「時田さん、 じゃ カーレーサー だったんですよね!?」


「ここに来る前にね…」


「ここの前、ですか…?」



「そう。 5年前かな… 」

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