電話を切って涼歩の家にあがった。
「おじゃましまぁす。」
「はいよ〜★あんたさっき話してたのもしかして例の翔吾くん??」涼歩が興味津々で聞いてきた。
「そぅだょ。」
「やっぱりぃ〜??紗里ほんっと幸せそうな顔してたよ!!」
「…──当たり前だよ!!あたしの大好きな人だもん!!」
───三年後───
翔吾元気ですか??
あたし達もう21になっちゃったね。
後一ヵ月もすると翔吾は22だね。
もうあれから三年たつよ。
春が来るとどうしてもあなたを思い出してしまう。
あなたと出会ってから三度目の春がきたよ。
まだブタさんのライターはある??もうないかな。
あたしは18歳のあの春──
本気の恋愛をしていたよ。
あなたは数いる女の子の中の一人としてしかあたしをみていなかったかもしれない。
それでもいい。
もうあたしの顔も忘れちゃったかな??
あたしは今でも鮮明に翔吾の顔思い出せるよ。
あなたが一人で撮らせてくれた写真今でも大事に保管してるよ。
あなたはこっちに向かって笑ってるね。
もう本当の笑顔は見れることはないけれど
いつも笑っていてください。
あたしは今でもあなたが大好きだよ。
あなた以上にすきになれる人なんて現れないよ。
あたしの心の中には一生あなたは住み続けるよ。
ずっと
ずっと
あなたを想ぅ。
ォヮリ