バーチャルから抜け出しどこにでも いる彼氏 彼女になっていた。
毎日平凡でつまらなく過ごしていたのがうそのようだった。
彼の友達とかとも仲良くなり 私は本当優しくされ太っていたときには考えられなかった..
そんなある日..
『こんど 家にいきたいなぁ〜』なんて彼.
『えっ!私の家?うんじゃあ今度ね。いいょ』
なんて軽い気持ちで 何も考えず 『いいよ』なんて言ってしまった..
家..えっ!私の昔の写真やらなんやらいっぱいある。やばい!
でもいつかは言わないといけないってずっと考えていたし..よい機会だ..
彼が家にくることになった。母も父も仕事でいない..妹も出掛けてるみたいだ。
『へーぇいいな俺一人暮し長いから 家庭の匂いがする。』照れくさそうに彼は笑っていた。
私は言わなきゃ言わなきゃで頭がいっぱいだった..
よし言うぞ!!
一枚の写真を彼に渡した..『私まだ嘘があるの..これ私なんだ』『...』
何回も写真と私を見比べている..『..別人みたいだね..ビックリしたよ..』彼が優しい言葉を選んで話してくれてるのがよくわかった..『あなたに会いたくて会いたくて痩せたの..』
『...うれしいよ..そんなに思ってくれてて..』
嫌われなかった..私が思ってたよりも簡単で 怖いことなんて 何もなかった..
彼が『ありがとう...ありがとう 俺の為に..凄くうれしいよ..嫌われると 思った?俺そんなことで嫌いになんかならないよ。外見じゃない あんなに顔が見えなくても 電話で話したりメールしたり したじゃん..嫌ならこんなに続かないよ。』
私は泣いていた..
彼が『ずっと守ってあげるから ずっと側にいるから 大切にするから 』私はもう何も言葉にできないぐらいうれしかった..それまで 一人で悩んで考えていたのがバカバカしくも思えた。
『こんなこと いきなり言うのもなんだけど 結婚を前提に付き合って下さい』私は『..えっ!わたしなんか』『必ず後悔はさせないから』
私は素直に『はい。』と答えた。
それからも毎日今まで以上に楽しくって 自然でいられた。
こんな日々がずっとずっと続きますように。
バーチャルな彼女は卒業!
そして今私は彼の奥さんになれました。