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レオナ  2006-04-13投稿
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「大丈夫??寒い??冷房消そっか。」

秀がクーラーのスイッチの前で言った。

「良い。寒かった時のためにカーデ持ってきてる。」

「うーっす。」

扉の開く音と裕太の声が聞こえた。

「「だークンおはよ。」」

秀と藍治はハモって言った。

「おはよー。」

アタシは二人の挨拶の後、顔を伏せたまま言った。

「だークンて言うな。藍治、特におまえリーチかかってるぞ。あと1ポイントでセブン行ってレジでアイス温めて下さいって言えよ。」

「うわ、ハードォ。」

藍治が言った。

「…で、椿眠ぃの??」

裕太が少し声のトーンを下げて言った。

「椿サン風邪なんだってぇ。」

秀がアタシの代わりに答えた。アタシは三人の会話に耳をすませて大人しくしていた。

「夏風邪??」

「夏風邪みたい。今日早退して病院行くらしいから。」

秀が言った。

「そんな具合わりぃの!?」

「ん〜悪いみたい。熱あるって言ってるし…。オレも病院ついてくから二人で早退します。」

「おはよー。」

生徒会室の扉が開く音と鈴子サンの声。

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