まえがき
穴のあいた心と言うタイトルをご覧になり読者の方はどんなイメージが沸きましたでしょうか。
僕の体験談を通しそれを登場人物に投影しみなさんにご紹介したいと思います。
第1章幼児期
第1節初恋
僕、リトルと言います。よろしく。初恋の定義は色々あると思いますが難しい話はしないでおきましょう。おいらが初めて好きになったのは、保育園の先生です。今思えばタイプではなく何で好きになったのか分からない。この疑問を埋めてみたい。とにかく先生にかまって貰いたくてたまらなかった事は間違いなかった。
友達に泣かされた真似・・・つまり嘘泣きをしたり。スカートの中に潜り込んだり先生の後ばかり追っかけていたのです。
でも、作戦が上手くいかないのです。同じように先生の気を惹こうとするライバルが多いことです。
運動の得意な物は飛び跳ねています。また、絵の上手な子は絵を見せる俺には何があったであろうか?
そうです笑顔です。ニコリとすれば喧嘩も解決させれた事もあり先生に精一杯の絵顔で話しかけた瞬間に気持ちの悪い笑顔をするなと言われて以来笑わない男になってしまい心の中にぽっかりと穴があいてしまったのだ。