啓吾と怜が建物内に入ると、目の前には大きな螺旋階段があった。
「この上に、龍華さんがいるの・・・?」
怜が言う。
「さぁ、どぉだろうな」
と、階段のほうに行こうとした時・・・
「通させはしねぇぜ」
「!」
螺旋階段から、2人の男が降りてきた。
「悪いがココで死んでもらうぜ・・・」
と、男が言う。
「ヘッ!死んでたまるかよっ」
と、啓吾が言うと啓吾と怜は一気に2人の男の方へ走った。
「御前らはココで死ぬのだ!!」
と、男が言う。そして男は短刀を取り出し、啓吾の心臓めがけて突き刺そうとした。だが、啓吾は難なく避けた。
「なっ・・・―――」
すると、啓吾は男の腹にこぶしをぶつけた。すると、男は倒れた。
「怜、行くぞ!」
「うん」
2人の男は、啓吾と怜によって倒された。そして、2人は螺旋階段を登っていった。
「早く行かないと、龍華さんが・・・」
「あぁ、そぉだな・・・」
しばらく登っていくと、小さなドアが見えた。啓吾は、そのドアを勢いよく開けた。すると、そこには・・・
「これより、処刑を開始する・・・」
そこには、何十人ものディーカの人々とそして、龍華の姿があった。