辛うじて 自分という人間を 組み立てているパーツが みるみると 縮み腐ってゆくのがわかる。 いつか描いていた理想像が またぐんぐん遠ざかる。 右目の視力が 奪われていく。 左方の近眼だけで私は この世界を 羨望している。
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