堕落する日

アラベスク  2008-01-23投稿
閲覧数[493] 良い投票[0] 悪い投票[0]

辛うじて
自分という人間を
組み立てているパーツが
みるみると
縮み腐ってゆくのがわかる。
いつか描いていた理想像が
またぐんぐん遠ざかる。
右目の視力が
奪われていく。
左方の近眼だけで私は
この世界を
羨望している。



投票

良い投票 悪い投票

感想投稿



感想


「 アラベスク 」さんの小説

もっと見る

日記の新着小説

もっと見る

[PR]


▲ページトップ