はらはら粉雪。
ちぎられた白い和紙が降っているよう。
ひまわりは、ゆきが好き。
肩に積もるゆき。
木々に積もるゆき。
ブランコに積もるゆき。
ゆきは冷たいだけじゃない。
だって、ゆきをずうっと触っていると、あたたかくなってくるもの。
はじめから冷たいって決めつけて、触らないままでいるのはもったいないね。
…これって、にんげんにも言えることなんじゃないかな。
明日はちゃんと向き合ってみよう。
ちらちら粉雪。
夜のゆきは何だかやさしい。