愛美?〜出会い?〜

SAKI  2008-01-24投稿
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昨日は少し恥ずかしくて愛美は逃げてしまった。

「佐野…今日も待ってて下さいね」

「承知いたしましたお嬢様」
今日はバイオリンの先生が来ない日なので運転手佐野も愛美を止めなかった。
「今日こそはお誘いしよう!」
Cafeクロにはお客さんも居てなく女の子は暇そうに本を読んでるのが見えた。

「カラン カラン…」ドアを愛美は初めて押した。
「いらっしゃいませ!…あら昨日の…」

「あの…はじめまして…
私…望月愛美と申します」愛美は恥ずかしそうに女の子に話しかけた。
「はぁ…望月…えっ!まさかあの…望月コーポレーションの…」女の子はびっくりして聞き返した。
「はい…実は…私…前から貴女をお見かけしていて…是非お近づきになりたいと…よろしければ私の家へいらして頂けませんか?」急な誘いに女の子はびっくりしていたがお店も暇だしオーナーに言って一時間休憩を貰うことにしようと思った。

「私なんかで良かったら…光栄です。」
「本当ですか!ありがとうございます!」
愛美は顔を赤らめクシャクシャの笑顔で言った。
「あっ…私奈々って言うの…よろしくね!」
そう言うとオーナーに休憩を貰った。
「一時間後には必ずお送りいたしますので!」
オーナーに愛美は挨拶をして奈々さんを車まで案内した。
佐野がドアを開け「どうぞお嬢様」
「えっ…お嬢様?」奈々さんはびっくりしていると愛美は先に奈々さんを奥へ座らせ自分も乗りこんだ。
「奈々さん…今日はお誘いに応じて頂いてとても嬉しいですわ」愛美はニッコリと微笑みながら言った。
車の中にはシルクのカーテンがウィンドーにかけられシートはレザーで座り心地の良いソファーのようだった…
「凄い…」奈々さんは唖然としてずっと車の中では落ち着かない様子だった…
10分ほどしただろうか「さっ奈々さん 着きましたわ…」
車が停まり佐野がドアを開けた。愛美は先に降り奈々さんを招いた。
「どうぞいらして」
「うっわ〜」
車の中からはカーテンで見えなかったが降りるとそこには噴水 プール 綺麗な薔薇の花壇の庭の先に白い綺麗で大きな洋館が。
少し歩いて玄関に行くと「お帰りなさいませ!お嬢様!」十人ぐらいのメイドがずらりと左右に並び頭を下げていた。



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