あの人は私を試したかった
どれ程愛が続くのかと
子供じみた愛情と
ほんとは私を笑ってたの
追いかけて焦がれて楽しかった
だけど
相手が傲っている事
判らない程馬鹿ではなかった
真剣じゃない人と恋愛はできない
それは男だって同じでしょう?
それに気付いたら未練の全てが消え去った
蜃気楼みたいに
保ちのいい電池を試しても
いつかは尽きる
愛せない女だから
無限大の盲信を求めたの?
涙ももう出る事はない
夢から醒めた今日
冷えた頬暖め
「これから優しい人に出逢えるかな」
見上げる月はとっても澄んでいる