【前回までのテニミュ】
「rai・・・お前は・・・お前は携帯小説!の恥なんやで・・・」
「ちぇっ」
自己紹介も終わり、今日は始業式らしく学校も早々と終わり、俺はみなみとの下校を丁重に断り、俺はさっさと家に帰ろうとした。
と、その時。
「おーい高村君!」
と、呼ばれた。
「えーと、中松・・・亮君だっけ?」
「お、正解。」
亮はふふっと笑いながら
「え・・・とバカ兄・・・じゃなくて、兄さんの自己紹介・・・どうだった?」
なにか恥ずかしそうに言った。
兄さん・・・って事はこいつは亮太の弟か。
「まあ・・・普通じゃなかったな。」
「やっぱり・・・」
「兄さん、中学の時からあんな調子なんだよ。三年の時なんかグラウンドに
【でっていうwww】なんて書くし。」
・・・どっかで聞いたような話しだがとりあえずあいつはみなみとは別種の変わり者だということがわかった。
「だから暇な時には兄さんに何か話してくれ、頼む。」
・・・実際変わり者はみなみで十分なんだが俺は亮の頼みを断りきれずつい了承してしまった。
「とりあえず俺の連絡先とメルアドを渡しておくから何かあったら連絡してくれ。」
この言葉を添えて。
「サンキュー。また頼む機会があったらまたよろしく。」
ああ、と言って俺は家路についた。
その後、
「あ、後帰り道に公園には寄らないほうがいいよー!」
と、亮が言ったがその声は俺には聞こえなかった。
〜おまけ〜
この小説は
提 供
湯浅プリンスホテル
携帯小説!
でっていう友の会
創○学会
の、提供でお送りしました。