YOH 第3話

由規  2008-01-25投稿
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俺はおもいきって中富にはなしかけることに。

望「君と俺って中学の二年の全国大会決勝であたったことあるよね?」

俺が二年の時の全国大会決勝戦であたったのを覚えている。

中富「すまんが俺はあまり人の名前と顔を覚えないんで。」

無愛想に答えた。

望「まぁいいけど!!!
なんで君なんかがこの高校に来たの?
たしかに名門校だけど最近は県でベスト4どまり…
君なんかはもっと上の高校をめざせたんぢゃない?」

中富「俺は全国制覇できる一番の近道を選んだだけだ。」


少ししてまた口を開いた。

中富「それより、二年の全国大会決勝であたってるなら同じチームのあのピッチャーはどうした?」

望「?」

望「陽祐のこと?」

びっくりするように言った。

中富「そうだ!!!
そいつはどうした?」

望「陽祐は野球をやめたよ…」

中富「なぜだ!!!」

無愛想だったのに急に豹変した。

中富「俺はあいつがここにくることを知ってここを選んだんだぞ!!!」

望「そんなこと言われたって…」

中富「また三年の全国であたるのを待ち望んでいた…
なのにお前達の中学はなかった…
俺はあいつのストレートに惚れ込んだんだ…あいつがいなかったら意味がない。
なぜやめた?」

悲しそうに言った。

望「そんなこと俺の口からは言えない…」


陽祐「教えてやるよ。」
望「陽祐ッ!!!」


突然あらわれた陽祐にびっくりするように言った。

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