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レナ  2006-04-15投稿
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適当に書かせていただきます(ぁ


真っ暗な世界に佇む、群れのように建っている超高層ビルの明かりが照っている。
その世界には、虫の泣き声と車のエンジン音ばかりが響いていた。
(見つけた・・・)
群れの一つの超高層ビルの上に立っていた紺色のスーツを着た男が下を見下ろし、薄く笑った。
その視線の先には街灯がよく照らされた公園があった。
公園には、若いカップルが何組か居る。
その中に、一人だけ孤立していた者が居た。
女の子で、幼いように見えるが、あでやかな顔立ちをしていた。学校の青い制服を纏い、短いスカートについているフリルを微弱ながらも吹いている風になびかせている。
小柄な体格で、外見は十四、五歳と言ったところ。
腰に長い棒を掛け、長い黒髪をひらひらと動かしながら、公園内を歩き回っている。
カップルがの視線が突き刺さる中、平然としている。
(気付けよ、バーカ)
紺色のスーツを着た男がビルの屋上から飛び降りた。
肩で風を切り、物凄い勢いで加速していく。
(・・・来る!)
突然、少女の顔が険しくなり、腰に掛けてあった棒に手を添えた。
その姿を見たカップルの数名が笑い出した。
それでも全く無視し、依然と険しい表情をしていた。

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