はっきり言わせてもらう。
俺はゲームの天才であると。
俺は、今まで数々の偉業をなしとげてきた。
いろいろのジャンルのゲームで
最速プレイだとか、魅せプレイだとか、アクロバティックプレイだとか
そんな事は赤子の手をひねるよりも簡単だった。
だが。
俺は今、目の前の画面をみて、あっけにとられていた。
いや、恐怖していたといった方がいいかもしれない。
テレビの画面にはこう映し出されていた。
【おきのどくですが、ぼうけんのしょ1はきえてしまいました】