愛と哀が同居する#7

悠莉  2008-01-27投稿
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そう、こんな風に自分の体で喜んで欲しかった。


ひろくんは長い間、
抑えられた荒い息に混じって「ああ…」と、込み上げた興奮の声をもらしながら私の柔らかな形に喜んでいた。


ひろくんの、たっぷり濡れた舌や、たまらず口に含んでしまう熱い唇…
それに合わせるように私の体は小さく跳ね上がり声が漏れる。



「こんなにキレイなの、初めてだよ…」

たっぷりの唾液で愛でているひろくんの声に嘘は感じなかった。



しばらくして体を撫でていた指先が下に下りてひとつに集中しようとする…。


たどり着いてすぐ、ヌルリとした感覚。

そのあまりの早さに自分がどれだけ高ぶってしまっているかを、その時はじめて気付くことになる…。



「あぁ…すごい。」
ひろくんはよく言葉を出す。
始めは気になったけど、
いつの間にか…ひろくんが高ぶっている声に感じてしまっている…


ゆっくりと、
一本の指が入ってくる。


それを見て興奮するひろくん。

その姿をみて高ぶる私。



「くちゅ…」
と音がする。
ひろくんは顔を近づけて溢れたものを吸い込むようにキスした。



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