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レオナ  2006-04-16投稿
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「この暑いのに熱まであるの!大変ねぇ。」

先生はそう言ってアタシに体温計を渡した。

「ありがとうございまぁす。」

アタシはお礼を言って熱を計った。

「昨日は何時に寝た??」

「えぇ…覚えてない。気付いたら寝てたんですよ。目が覚めたら布団もきないで寝てて鼻グスグスでだるくて、って感じで。」

「寝冷えしたのね。体調管理きちんとしなきゃ。」

「は゛い゛。」

持っていたヴィヴィアンのタオルで鼻を押さえながら言った。

アタシの脇に挟んでいた体温計が小さな音をたてて鳴った。

「38度6分。」

アタシは体温計のデジタル数字を読み上げた。

「結構高いわねぇ。吉村サン、ベットに布団ひいてあげてくれない??」

先生はアタシから体温計を受け取りながら言った。

「はぁい。ほらアホ椿おいで。」

それからアタシは鈴子サンにベットまで連れていかれ眠った。

思ったより保健室のベットは寝心地良く、鈴子サンが教室に行った後アタシはすぐに眠りについた。



たぶん1時間位寝ていたと思う。

話し声で目が覚めた。小泉先生以外に誰かいる。

「…だ……るんだ。じゃあ待ったが良いよね。熱何度あったの??」

この声は…。

「38度5分よ。授業は??」



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