私が恋したのはあなたです?

みーやん  2008-01-27投稿
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―――――夏休み―――――幸は大阪に行く準備をしていた。

『んっと〜…化粧品入れたし…着替え入れたし…よしっ!!準備完了♪』
自分の鞄の中を覗き込みながら呟く幸。

(ピンポーン)
玄関のチャイムがなる。立っていたのはダイドウだ。ダイドウは幸の姉ユウ(高1)の彼氏だ。幸にとってもお兄さん的存在。

『はぁ〜ぃ』
元気な声で返事する幸。

『幸ちゃんこんにちは♪ユウいるかな?』
優しく問い掛けるダイドウ。

『いるよ〜入って?♪』
そう幸が言うと、ニッコリ笑って挨拶し、ユウの部屋に行くダイドウ。

『…私もいつか誠と…。』
ユウの部屋に向かって行くダイドウを見ながらそう呟く幸。

自分の部屋に戻り、ベッドに横になって、大阪に行くことんみんなに知らせておこうとメールを打つ幸。

送信【明日から、大阪に行くっちゃ〜♪おみあげ買って来るから待っててね〜。あと、夏休みに彼氏or彼女出来た人は幸に報告よろしく♪(笑)じゃあ、また会える日まで。 幸】

ムードメーカーのユカ、どこか抜けているナオコ、お母さんのように世話をしてくれるアヤコに一番最初にメールを送る。

(ピロピロ♪)
受信
【楽しんで来なよ♪おみあげはたこ焼き10人分がいいな♪(笑) ユカ】

たこ焼き冷めるし…。どんくらい食べるんだ…。

(ピロピロ♪)
【多分一番最初に彼氏の報告するのは私たね♪ ナオコ】

うわっ…何だろ…この自信…どこからくるんだ?

(ピロピロ♪)
【大阪いいなぁ。私もいきたい。おみあげは幸が元気に帰ってくることね!! アヤコ】

さすがアヤコ。何気に感動するメールくれるなぁ。

みんなからの返信のメールにツッコミむ幸。

今日は興奮して眠れないかも…♪

――――次の日――――――幸は不安と期待を胸に福岡空港から大阪へ飛んだ。



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