入学して3ヶ月。
俺は、裕一、祐介、達彦の3人と行動することが増えた。
祐介は見た目は、チンピラ。
笑顔は無邪気。
達彦は、背が高く、モテますオーラ満載だ。
溜まり場はスポラン【スポーツランド】
タバコを吸ったりカラオケしたりが日課だった。
祐介以外は彼女がいなく、ヤリタイ盛りな俺達は女も求めた。
達彦が口を開いた「大ちゃん女紹介して」
俺は「よかよ」と言いメールを打った。
まぁ、紹介するならフミが一番やろー。
フミは同中のマドンナ。
市内でも有名なくらい美人。
「フミ元気?スポランにおるけん遊ばんや?」
絵文字もない唐突なメールだった。
ピピピッピピピッ
着信メール【フミ】
「今、ユミとタエおるよ今から行こうかな?」
願ってもない。是非来て下さい。
ユミは同中で俺は密かに恋を寄せていた。
タエ??
まっいっか。
フミとユミなん最強じゃん。
と心で思い、俺は、少しカッコつけた感じで
「おーいいよ!こっちも3人だから気をつけておいで」
とメールし、すかさず、裕一と達彦に報告した。「ヨッシャー」と二人のハモる叫び。
俺達、どんだけですか…。