指切り?

 2008-01-28投稿
閲覧数[575] 良い投票[0] 悪い投票[0]

...次の日

由美「あぁ〜!!もうッ、何で取れないの!?」

渚「…由美〜そこまでにしとけば?…」

UFキャッチャーに苦戦する由美に、渚がビクビクしながらも声をかける。
由美は5000円以上もかけてずっと、UFキャッチャーの前に立っていた。
そんな由美をひたすら呆れながらも、みゆ、渚、小百合の3人は黙って見つめる。

由美「はぁ?何で?
てか、3人も遊びゃーいいじゃん!」

小百合「…私達はもうお金ないし…ねッ?みゆ。」

みゆ「…うん」

顔を見合わせながら話す。
でも、由美はつまらなそうな顔をしている。

由美「…はぁ〜、もっとお金持ってきなよ、3人ともさぁ〜…
全く、もういいや!」

文句を言いながら、渋々と私達のほうに振り向く。

小百合「…じゃあ、帰ろっか!…もう外、暗くなってきたし。」

渚「そうだね!帰ろう!
もう疲れたしね!」

由美「…ちょっと、待ってよ?」

そそくさと背を向け帰ろうとする2人に、ニコリと笑顔を向けながら由美が2人の足を止める。

渚「…何?…由美」

由美「明日はどうする?
学校の帰り。
また、ゲーセンで遊ぼっか?」

渚と小百合が恐れていた、話の内容だった。

...つづく

i-mobile
i-mobile

投票

良い投票 悪い投票

感想投稿



感想


「 宝 」さんの小説

もっと見る

ホラーの新着小説

もっと見る

[PR]
★セレブ御用達★
最高級の死海の塩


▲ページトップ