指切り?

 2008-01-28投稿
閲覧数[552] 良い投票[0] 悪い投票[0]

...次の日

由美「あぁ〜!!もうッ、何で取れないの!?」

渚「…由美〜そこまでにしとけば?…」

UFキャッチャーに苦戦する由美に、渚がビクビクしながらも声をかける。
由美は5000円以上もかけてずっと、UFキャッチャーの前に立っていた。
そんな由美をひたすら呆れながらも、みゆ、渚、小百合の3人は黙って見つめる。

由美「はぁ?何で?
てか、3人も遊びゃーいいじゃん!」

小百合「…私達はもうお金ないし…ねッ?みゆ。」

みゆ「…うん」

顔を見合わせながら話す。
でも、由美はつまらなそうな顔をしている。

由美「…はぁ〜、もっとお金持ってきなよ、3人ともさぁ〜…
全く、もういいや!」

文句を言いながら、渋々と私達のほうに振り向く。

小百合「…じゃあ、帰ろっか!…もう外、暗くなってきたし。」

渚「そうだね!帰ろう!
もう疲れたしね!」

由美「…ちょっと、待ってよ?」

そそくさと背を向け帰ろうとする2人に、ニコリと笑顔を向けながら由美が2人の足を止める。

渚「…何?…由美」

由美「明日はどうする?
学校の帰り。
また、ゲーセンで遊ぼっか?」

渚と小百合が恐れていた、話の内容だった。

...つづく



投票

良い投票 悪い投票

感想投稿



感想


「 宝 」さんの小説

もっと見る

ホラーの新着小説

もっと見る

[PR]


▲ページトップ