3人｢…………(汗)｣
由美｢全然OKだよね？
じゃあ、明日もここで遊ぼうね!｣
由美は満面の笑顔を浮かべながら、どんどん私達の答えも聞かずに話を進めていった。
渚｢…ゆｯ…由美!｣
由美｢何？渚｣
渚が苦い顔をしながら、由美に声をかける。
そんな渚を怖い顔で見つめる由美。
渚｢…あたし達もうお金ないしさ、それに…｣
渚は急に話を止めた。
由美｢それに、何？
………？｣
渚｢……………｣
怖い顔で見つめる由美に、渚は顔を伏せる。
そんな２人のやりとりをみゆと小百合は、黙って見ている事しか出来なかった。
由美｢…じゃあ、こうしない？
ｹﾞｰｾﾝが嫌なら、明日は渚んちで遊ぼ！｣
ニコニコと笑いながら由美が言う。
みゆと小百合はじっと渚を見つめるが、渚は下を向いたまま否定しない。
由美｢渚!
指切り。｣
渚の伏せた顔を覗きながら、小指を差し出す由美。
そんな由美にしかたなく、渚は小指を差し出す。
由美｢ゆ〜びき〜りげんまん♪
嘘つ〜いたら♪
は〜りせ〜んぼん♪
の〜〜ますｯ♪
指切った♪｣
渚は無言のまま、由美のやられるままに指切りをしてしまった。
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