「エイト小隊、今回の任務は敵の主力空母の撃破、及び地中海沿岸地域の敵軍基地の制圧である、たのんだぞ」
「ハッ」
エイト大佐と僕たちは敬礼し、各搭乗機に乗り込んだ。
僕たちの機はホバリング可能な戦闘機といったところだろうか。
大佐の搭乗機は「エアスパーク」特徴はなんと言っても複数の敵を同時にロックオンし、4つの陽電子砲による集中砲火だ。
オルスの搭乗機は「エアブレイズ」赤い機体に最新のステルス機能がついていて、主に背後からの奇襲を得意とする。
セザンヌの搭乗機は「エアバースト」特徴は戦艦の主砲並の威力を持つレールガンを2丁も装備している。
レイチェルの搭乗機は「エアソニック」マッハ4を越える最大速度を持ち、追尾ミサイルの後ろに回り込める程だ。
そして僕の「エアウィング」プロトタイプでこれらの機体のベースになったという。特殊な機能としては…都市一つを破壊出来るナパーム自爆装置がついていることぐらいだ。
「さぁ行くぞ。エアスパーク、発進!!」
大佐に続き次々と飛び立つエアグライダー。
「ウィング、出ます!!」
そして僕も飛び立った。