嘘だと信じたかった。
だが目の前にある現実はその【嘘】を見事に【真実】にしていた。
・・・くそっ
後もう少し・・・もう少ししたら光の玉無しで○ーマ
を倒せたのに・・・
しかし、
しかし、だ。
真のゲーマーは諦めない。いや、『諦めてはいけない』のだ。
この「セーブ消去」の道はもう数十年前のゲーマーがとっくに通った道だ。
この俺がたかが「セーブ消去」に躍らされていれば、ゲーマーの名が廃るというものだ。
・・・と、こういい聞かせながら、ふと俺は近くにあったド○ゴンクエスト?、?のソフトをプレイしようと思った。
それらのデータもすべて消えていた。