みゆ｢…………｣
思わず、黙ってしまうみゆ。
そんなみゆを見て、笑顔で由美が口を開く。
由美｢みゆ!そんな怖い顔しないでよｯ。
変な意味じゃなくて、あたしが長生きするんだからみゆも長生きするんだよ!
ｯて意味だよｯ!｣
みゆ｢ぇ…｣
由美｢全く!(笑)｣
ﾎﾟｶｰﾝとしたみゆ。
そんなみゆを見て、由美は涙を流しながら笑う。それにつられて、みゆも笑う。
由美｢じゃｯ!誓いの指切り!｣
ｽﾞｲｯと小指をみゆ顔の前に差し出す。
みゆ｢うん!｣
由美&みゆ｢ゆ〜びき〜りげんまん♪
嘘つ〜いたら♪
は〜りせ〜んぼん♪
の〜〜ます♪｣
由美とみゆは小指を絡ませ、笑顔で指切りをする。
親友との秘密の約束に、みゆはとても気分が良かった。
由美とだけの約束…
由美&みゆ｢…指切った!｣
夕暮れの中、私達は２人だけの秘密の指切りを交わした。
それからは
何か特別な事があるわけでもなく、?いつも通り?の生活が続いた。
そして、あっという間に小学校の卒業式を迎えた。
...つづく
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