『ダークフィアー』の超重力攻撃『ブラッドサンシャイン』が発動した。
周辺を固めていた軍のストライカー三十機は数機を残して圧壊し残された数機も戦闘が困難になるくらいの損傷を受けた。
攻撃が治まると革命教団が立て篭もっていた廃工場から二機の旧式ストライカーとそれの肩に乗り結奈を人質に捕った数名のメンバーが現れた。
ロイ「あれが人質か!?」
ストック&ペイは動こうとしたがダークフィアーのダブルチェーンソーのチェーンの拘束をうけたままだ。
ガイラー「たいした物です!我がダークフィアーを相手に此処まで善戦するとは…」
ロイは軽く舌打ちをした。
ロイ(立場が逆転したとでも思ってるのか!?)
ストック&ペイは大剣グラムでチェーンを切り離すと結奈を救出するべく後退しようとするが、
ガイラー「いけませんねぇ…大佐殿の相手は私ですよ!!」
ダークフィアーはストック&ペイの背後に周り込んだ。
ロイ(く…移動が早い…)
結奈は金色と漆黒の両ストライカーの様子をただ怯えながら見る以外なかった。
そこに突然、先行していた革命教団のストライカーが被弾し爆発、炎上した。
結奈は弾道を辿りその方向に振り向いた。
そこにはボロボロになりながらも尚立ち上がる軍のストライカー二機の姿があった。
救出部隊兵士A「…大人しく…人質を渡せ!!」
救出部隊兵士B「お…お前達を倒すだけの…エネルギーと火力は残っている…」
軍のストライカー二機は一方はエネルギーブレードを一方はハンドガンを構えた。